久しぶりの積もるほどの雪に子どもたちの目は輝いていました!(大人は帰りの手段に考えるのに必死・・・)先のことは置いておいて この雪を楽しみたい!と思いつつ楽しめなくなっているのは年をとった証拠・・・子ども達はひたすら「今」を楽しむ・・・はぁ~
そんな始まりの2月ですが 1月から3月までの間はなにかと行事?が多かったりします。1月は・・・
年末年始の休みでいつもとは違う休み
そんな休み明けに獅子舞がきてくれました。
みんなぎゃー!!と大泣きする子が続出でした。
毎年来てくれる獅子舞&お囃子の方々には感謝です。
鏡開きをしました。
みんなで鏡餅をみんなで順番にとんとんたたき割り 無病息災を祈りました。
ちなみに鏡餅は12月の餅つきの時についたお餅で作ったものです。
隣の小学校(今は廃校でコミュニティーセンターが入っている)で地域の方がどんど焼きをしたので見学に
5年ぶりということもあるのか 火の勢いがすごくて子どもたちも見入っていました。
後日、保育園でもどんど焼きをし、みんなでお団子を火であぶって食べました。
毎年恒例の味噌づくりをしました。
前日から調理室のコンロは豆を煮るために占領されて、その日はお弁当持参。
お弁当の日なので、大きい子はちょっと遠くまで足を延ばすことができました!
味噌づくり当日はみんなで大豆を踏んでつぶしました。
つぶした大豆と麹と塩でまぜて甕の中へ投げ入れる!
そして、味噌のもとは甕の中でゆっくりしてもらい、来年にはおひるごはんの材料になります。
2月は・・・
というより2月と言えば、豆まきです。
例年通りにオニはやってきたのですが、投げるマメは煎り豆からカラーボールや新聞紙マメに・・・
時代の流れだなぁ~と思いつつ、オニは怖いものという価値観はいつまでも変わらないなぁ~と思うのでした。
登園する日は多くはないけれど、文化的な行事は結構多い。
(1月は年始のお休みや祝日が2日あったり、2月はほかの月に比べて日数が少なかったり)
そんな文化的な行事に加えて、1年のまとめを見据えての動きが出てきたり、次のステップへの準備を見据えたり・・・
なんだかせわしない・・・
だけど、子どもたちはその時その時を生きている気がします。
今を一つ一つ正面からぶつかっているからこそ、輝いて見えてしまうのだろうなぁ~
日々が忙しいと、どうしても「先」を見ることが多くなってしまうけど
子どもたちみたいに「今」を大切にできれば、きっと「先」への不安は少なくなっていくのかなぁ~
とも思っています。
(「今」しか見てない大人ばかりだとそれはそれで大変ですが・・・)
「隣の芝生は青い」とはいうけれど「自分の家の芝生も青い」と言えるような日々の送り方ができるように心がけよう・・・
「子どもはいい」けど「大人もいいよ」と胸を張って言える大人になりたいなぁ~
(第2 たもつ)
2024年が始まりました。今年もよろしくお願いします。
年明け早々に大きな災害や大事故があり、今まさに苦労されている方が多くいらっしゃると思います。直接被害にあっていない土地にある土と愛ですが、一人ひとり何ができるのかを考え、行動していく事が大切なんだと思っています。被害にあわれている方々には、なるべく早く、多くの支援が行き届いていくことを願っています。
このような大きな地震が起きると東日本大震災のことを思い出してしまいます。その当時は、私はいるか組(5歳児の担当)でちょうど寝ないこの時間で、小学校の中庭で遊んでいた時でした。プールの水はざぶんざぶんとしぶきをあげて外に飛び出し、校舎に備え付けられているエアコンの室外機は飛んできそうなほどに揺れていました。経験したことのない揺れに、動けなく、近くにいた子だけを抱きしめて、ほかの子には「大丈夫だからね!」と叫ぶことしかできませんでした。東北から遠く離れた横浜でも大きな被害が出ました。幸い、けが人も出ることなく、翌日からの開園もできていましたが、計画停電があったり園舎の外壁にひびが入ってしまったり・・・この先どうなるんだろうと先行きが見えない時期がありました。通常に戻るまでは時間がかかりました。もう10年以上前のことですが、よく覚えています。
今回被災された方はそんな経験よりはるかに大変だと思います。今でも衣食住がままならない状況に置かれている方は多いと思います。あの時の経験をしているからこそ、どんな支援、どんな物資がいつ必要なのかを思い図りながら一方通行ではない手の差し伸べ方が重要だろうと思います。
この13年でどれほどのことができるようになったのでしょうか?復興中にコロナ禍があり、人との行き交いが制限された分、リモートなどの通信機器はとても発達したと思っています。いろいろな分野で色々なことが進歩しているはずなのに、どうやっても自然災害には太刀打ちできない。
太刀打ちできないからこそ、日頃の備えが必要なんだと改めて思い知らされます。
避難訓練も備蓄も意識も。
人間って良くも悪くも忘れていく事ができる。だからこそ忘れていかないように備えて、語り継いでいかなければいけない。そして、今ある知識や技術でできるだけ被害を抑えていく。その繰り返しなんだろうな、と思います。けれど、その繰り返しこそが進歩であり文化の形成につながっていく事なんだろうなぁとも考えるのでした。
(第2 たもつ)
12月になって、冬らしくなりましたね。
自分の子どもの学童に迎えに行った後、駐車場まで歩いているときに「みて~」というので
どうした?とみると息が白くなっていました。
一緒になって、はぁ~として冬を感じました。
12月といえばクリスマスを思い浮かべる人が多いかと思います。
サンタさん、いつまでみなさんの心の中に実在していましたか?
ちなみに私は小学校4年生くらいだったような・・・だいぶ前の記憶なのであいまいですが、
みなさんはどうですか?
保育園時代はともかく、小学校くらいになってくると
「サンタは親なんだよ~」とかいう同級生の存在や、
サンタのことを考えるあまりどうやって家に入ってくるのか?
進入経路を冷静に考え始めて無理と悟った時・・・
あぁ・・・サンタはいないのね・・・と現実を知ることになります。
そんなサンタですが、嘘か本当かと言えば、嘘であろうと思っています。
けれど、その嘘は傷つける嘘ではなくて、やさしい嘘だと思うのです。
その嘘があるからこそ、夢や希望を持つことができることもあると思っています。
優しい嘘って、相手のことをどれだけ思えるのか?で、でてくるものであると思っています。
そして、相手のことを思って伝えていく事は真実でも嘘でもその人を作る糧にさえなると思っています。
たくさんの夢や希望を持てる人になってもらうためには自分は何を伝えられるか?
相手を思う優しさが、この年末年始により多くの人に伝染して広がって、
やさしさにあふれる社会になってほしいと思っています。
第2 たもつ
秋の気配が・・・と書くタイミングがないほど、冬の猛ダッシュの音が聞こえてきますね。
少し前になりますが、運動会を無事開催することができました。
今年度は校庭の利用制限もなくなり、全クラスみんなで行うことができました!
「運動会」でしか見ることができない、子どもたちの表情や姿があっただろうな~と思っています。
そして、大人もいつもと違う姿を子どもたちに見てもらえたのではないかと思っています。
いつもと違う日だからこそ見られる姿は特別ですよね。
こんなに大きくなったんだ~などなど感激する「見る」側と
こんな頑張っている姿を見て!ほめて!と思っているであろう「見てもらう」側
日常だと忙しくて見ているようで見れていない。
だけど、運動会のような日だからこそ「見る」ことで
気づいていない部分や見ているようで見ていない部分を「見る」ことができるんだろうな~
きちんと「見てもらう」というのがわかっているからこそ
恥ずかしかったり、頑張れるんだろうなぁ~
いつもできないことができること
それが「運動会」でありたいな、と思います。
身体を動かして楽しかったね!だけではなく
その人にだけ向けられる(=見る)時間
向けられたことをきちんと感じられる(=見られる)時間
お互いがそれを意識できる時間であればうれしいと思います
だけど・・・その機会はそんなに多くないからこそ活きるのであると思うので
土と愛では発表会はしないです。
発表会で長い時間を使うのであれば、その分たくさん遊んで、笑って、怒って、泣いてのほうが
有意義と思っています(これはあくまでもうちの思いなので、発表会をしている園を否定しているわけではないのです)
とにかく運動会ができてよかった!!
(第2 たもつ)
暑いだけの日々から 朝晩は過ごしやすくなってきました。
やっと秋・・・土と愛第2の運動会は10月の後半にあります。
その時までには 日中外にいてもすごしやすい気温であってほしい・・・とせつに願います!
そんな夏もひと段落している中 お米を届けてくれている農家さんから新米を送ってきてくれました。
その農家さん 実は土と愛の園長だった人なのです!
(確か本園園長2代目と言っていたような・・・ちなみに今の園長で5代目くらい)
直接お会いしたのは1回しかなく あとは電話やお手紙でのやり取りになっています。
(九州にいるので なかなかお会いできないのです)
送っていただいた新米と同封されていた手紙に とてもそうだよなぁ~と思う一文が・・・
それは・・・
共に生きることのあたりまえさが 日常になっていく日は 遠いのでしょうか?(逆行してしまっているような)
というものでした。
なんでこの文章が書いてあったの?ということですが・・・
このブログにも5月に書いた「普通とは・・・」の中身を
園だよりにも載せました(どんな中身だったかは読んでいただけると嬉しいです)。
その園だよりを読んで感想を寄せてくれたのです(毎月園だよりは送ってます)。
土と愛の理念は
「障害の有無や人種、宗教など差別なく受け入れ、社会的偏見・差別をなくす努力をする」
ということを掲げています。
来年度で法人ができて50年がたちます。
半世紀たって 障害児を受け入れる施設は増えました。
けれど結果 それは区別を助長するための場所が増えたということに繋がっていった。
その子(障害があるというレッテルを貼られた子)に合わせられるのが
養護学校や特別支援学校、特別支援級になるのでしょうが
それは教育をする側がいかにやりやすいかという問題が多いのではないかと思っています。
だって
普通の学校の普通級に通っている子で
勉強についていけない子は できないから自分のペースでいいよとなるのでしょうか?
できすぎる子も自分のペースでやっていいよとなるのでしょうか?
今までの「授業を受ける」というスタイルから「自ら学ぶためにはどう動くか」というスタイルに変わっていかなくてはいけないの時期に来ているのではないでしょうか?
それは小学校だけが変わればいい問題ではなく
(学校の先生が悪いとは全然思いません!その上の人たちがいかに変えようという意識とエネルギーがあるかどうかなのではないでしょうか?)
きれいごとなのは十分承知です(こういうこと言うと時々言われるので)。
だけど それすら言わなくなったら
現状に何もしないで 文句だけ言って・・・
自分だけがよりよく生きられる社会
そんな風に進んでいる気がしてしまいます。
ちなみに神奈川県のスローガンも
共に生きる
共に生きるということはどういうことなんだろう。
区別されて生きている今の社会は共に生きる?
考え続けていきたいと思います。
たもつ
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